コラム column
精神障害者と発達障害者の雇用について
今後、障害者雇用率の上昇に向け、精神・発達障害者の雇用を考えている事業者さんも多いことと思
います。
今回は、そんな事業者様に以下の問いを投げかけてみたいと思います。
精神障害者と発達障害者の違いをお判りでしょうか。
障害者雇用に際して、この違いをきちんと理解していないと、障害者雇用の定着率はおおむね低くな
る傾向があります。
以下、違いの概要を記載しますのでご覧いただき、是非定着率を高めていただければと思います。
精神障害 発達障害
心の病気や障害(後天性) 生まれつきの脳の特性による障害
統合失調症・双極性障害 等 ASD 、ADHD、SLD 等
思春期後期以降の発症が多い 幼少期から特徴が見られる
気分や意欲の波、集中困難 コミュニケーションの難しさ、こだわり
症状の波を踏まえた配慮 特性に応じた指示、環境の工夫
薬やカウンセリングによる治療が主 理解と環境調整、必要に応じて薬の活用
※ADHD(注意欠陥、多動性障害)、 ASD(自閉症スペクトラム)、SLD(限局性学習症)
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