• 2025.11.03

特定社労士が教える　ハローワーク求人票の書き方ガイド！　

☆基本ルール

ハローワークの求人は職種別・就業場所別・雇用形態別に申込み。法令違反、条件不明確なものは受理不可となります。​

☆検索一覧で注目される情報

求職者が最初に見る項目・・・職種、事業所名、就業場所、仕事内容、賃金、就業時間、休日、年齢​

アイコン強調される項目・・・経験不問／学歴不問／資格不問／時間外なし／週休二日(土日)／転勤なし／通勤手当あり／駅近／マイカー通勤可​

☆重要項目の書き方

職種

専門用語・社内呼称を避け、一般名称で記載。​

☆仕事の内容

求職者が最も重視する項目。冒頭3行が検索一覧に表示されるため、具体的に記載。主な業務、業務配分、使用ツール、1日の流れを明示。​

☆賃金（明示義務）

• 基本給・・・フルタイムは月額、パートは時間額で記載（他の賃金形態も換算）​

• 定額的手当・・・全員に毎月定額支給される手当（役職手当、資格手当等）​

• 固定残業代・・・有の場合は時間数・金額を記載し、特記事項に「時間外労働の有無にかかわらず固定支給、超過分は追加支給」と明記必須​

• その他手当・・・個人の状態・実績に応じた手当（家族手当、皆勤手当等）​　

• 昇給・賞与・・・制度の有無と前年度実績（回数・率・月数）を記載​

☆就業場所

ビル名・階数・部屋番号まで正確に。最寄り駅は路線名と駅名を明記。​

☆受動喫煙対策

屋内禁煙／喫煙室設置／喫煙可を必ず選択。​

☆年齢

原則不問。制限する場合は法定事由（定年を上限／キャリア形成等）と理由を明記。​

☆試用期間

期間と労働条件（同条件／異なる）を明示。異なる場合は賃金・手当等を詳しく記載。​

☆労働時間

　　交替制・シフト制・・・各時間帯を1～3に記載

　　フレックスタイム・・・標準時間帯を記載し、特記事項にコア・フレキシブルを明記

　　変形労働時間制・・・単位を選択し、特記事項に始業終業時刻を記載​

☆時間外労働

有の場合は月平均時間数を記載。36協定特別条項がある場合は「あり」を選択し、特別な事情・期間・延長時間を記載。​

☆公開範囲とオンライン設定

公開範囲（4種類）​

1. 事業所名等を含む公開（露出最大）

2. ハローワーク求職者限定で事業所名等公開

3. 事業所名等を含まない公開

4. 公開しない

オンライン自主応募・・・求職者がマイページから直接応募。受付「可」の場合、助成金（特定求職者雇用開発助成金等）対象外​

☆求人PR情報（インターネットサービスに表示）

事業所からのメッセージ・・・有給休暇取得実績、残業実績、育成制度、登用実績など定量情報で働きやすさを訴求。​

＃人手不足

＃ハローワーク求人票の書き方