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障害年金申請で専門家に相談しないリスク なぜ「自分でできる」は危険な思い込みなのか

「ネットで調べれば申請できる」という落とし穴

インターネット上には障害年金に関する情報が溢れています。制度の概要や手続きの流れを知ることは容易になりましたが、実際の申請成功率は必ずしも高くはありません。なぜなら、障害年金申請は「知識」と「実践」の間に深い溝があるからです。

多くの方が「手続きは分かった、あとは書類を揃えるだけ」と考えがちですが、この認識こそが最大の誤解なのです。

自己申請で起こる典型的な失敗パターン

診断書の「見落とし」が命取り

最も多い失敗は、診断書の記載内容を事前にチェックしないことです。医師が作成した診断書をそのまま提出した結果

  • 日常生活の困難さが適切に表現されていない

  • 症状の程度が軽く記載されている

  • 就労制限について具体的な記載がない

  • 将来的な見通しが楽観的すぎる

実例 うつ病の方の自己申請
診断書に「症状は安定している」と記載され不支給に。実際は毎日の生活も困難な状態だったが、医師に十分伝わっていなかった。

病歴・就労状況等申立書の「素人記載」

この書類は申請者本人が作成しますが、多くの方が日記のような記載をしてしまいます:

  • 時系列がバラバラで読みにくい

  • 感情的な表現が多く客観性に欠ける

  • 審査官が知りたい情報が記載されていない

  • 他の書類との整合性が取れていない

初診日証明の「諦め」

「カルテがないから証明できない」と諦めてしまう方が多数います。しかし、専門家であれば様々な方法で初診日を証明することが可能です。

医師は障害年金の専門家とは限りません

多くの方が「医師が診断書を書くから大丈夫」と考えますが、医師は医療の専門家であって、障害年金制度の専門家ではありません

  • 障害認定基準を詳しく知らない

  • 患者の「頑張っている姿」しか見ていない場合がある

  • 障害年金の診断書の重要性を理解していない場合がある

  • 年金事務所での審査基準を知らない

「遠慮」が生む悲劇

患者さんは医師に対して「忙しそうだから詳しく説明できない」「診断書のことで文句は言えない」と遠慮してしまいがちです。その結果、実態とかけ離れた診断書が作成されてしまいます。

専門家相談の真の価値

「翻訳者」としての役割

私たち特定社会保険労務士は、お客様の生活の困難さを「障害年金の言語」に翻訳する専門家です。

  • 日常の困りごとを認定基準に照らして整理

  • 医師に伝えるべき情報を的確に選別

  • 審査官に響く表現で書類を作成

医師との「橋渡し」

医師とお客様の間に立ち、適切な診断書作成をサポートします。

  • 医師への情報提供の仕方をアドバイス

  • 診断書作成前の事前相談

  • 必要に応じて医師との直接的なやり取り

審査の「先読み」

年金事務所での審査基準や傾向を熟知しているため

  • どのような書類が求められるかを予測

  • 追加資料の必要性を事前に判断

「相談のタイミング」で結果が変わる

最適なタイミングは「申請前」

多くの方が不支給になってから相談に来られますが、最も効果的なのは申請前の相談です。

申請前相談のメリット

  • 最適な請求パターンの選択

  • 診断書作成前の戦略立案

  • 必要な証拠資料の事前準備

  • 医師との関係構築のサポート

申請後相談の限界

  • 既に提出された書類の修正は困難

  • 医師の協力を再度得るのが困難

  • 時間的制約が大きい

「症状が軽いうちに」という逆転の発想

「まだ軽いから」と相談を先延ばしにする方がいますが、実は症状が軽いうちこそ相談のベストタイミングです。

  • 冷静な判断ができる

  • 必要な書類の準備に時間をかけられる

  • 将来の申請戦略を立てられる

費用対効果を考えた視点

失敗のコストは想像以上に大きい

自己申請で不支給になった場合の損失

  • 再申請までの期間の年金

  • 精神的ダメージによる症状悪化

  • 医師との関係悪化リスク

  • 再申請時の難易度上昇

 

私たち特定社会保険労務士の具体的サポート

完全オーダーメイドの申請

お客様一人ひとりの状況に応じて、最適な申請戦略を立案します。

  • 詳細なヒアリングによる現状分析

  • 医療記録の精査と評価

  • 最適な請求パターンの選択

  • 必要な追加検査や資料の提案

医師への適切な情報提供

医師に対して適切な情報提供を行い、実態に即した診断書作成をサポートします。

  • 診断書作成前の医師への情報提供

  • 認定基準に基づく具体的な記載内容の提案

  • 必要に応じた医師との面談調整

書類作成の完全代行

ご要望に応じて複雑な申請書類を代行作成します。

  • 病歴・就労状況等申立書の戦略的作成

  • 各種証明書の収集代行

  • 提出書類の最終チェックと調整

継続的なフォローアップ

申請から決定、そして必要に応じて不服申立まで一貫してサポートします。

  • 審査期間中の進捗管理

  • 追加資料請求への対応

「一人で抱え込まない」という選択

障害年金の申請は、あなたの人生の重要な局面です。「自分でできる」という思い込みが、取り返しのつかない結果を招く可能性があります。

私たち特定社会保険労務士は、数多くの申請を手がけ、成功も失敗も見てきました。その経験と専門知識を活かして、あなたの申請を成功に導くことが私たちの使命です。

相談は早い方が効果的です。症状で悩んでいる今だからこそ、将来の安心のために専門家の力を借りることを検討してください。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。あなたの状況を詳しくお聞きし、最適な解決策をご提案いたします。あなたの「困った」を「安心」に変えることが、私たちの仕事です。

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