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「なまけている」と言われ続けるあなたへ ― 慢性疲労症候群と障害年金

 朝、目が覚めても体が鉛のように重い。少し動いただけで激しい倦怠感に襲われ、横にならないと動けなくなる。頭は働かず、考えがまとまらない。それなのに、周囲からは「ただ疲れているだけでしょ」、「気合が足りないんじゃない?」と言われてしまう。

 慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎/ME/CFS)は、極度の疲労感に加えて、思考力の低下、痛み、睡眠障害など、全身にわたる症状が長期間続く病気です。見た目では分からないため、職場や家族からも理解されにくく、孤立してしまう方が少なくありません。

 そんな「誰にも信じてもらえないつらさ」を抱えながら生活するあなたに、知っていただきたい制度が障害年金です。これは、年金保険料を納めてきた方が、病気や障害によって生活や仕事に大きな制限を受けたときに受け取ることができる、公的な権利です。

慢性疲労症候群の「動けなさ」は、休んでも回復しない

 慢性疲労症候群の特徴は、単なる「疲れ」とは次元の異なる、深刻な症状です。

・少し動いただけで、翌日以降に症状が悪化してしまう

・シャワーを浴びる、食事を作る、といった日常的な動作だけで体力を使い果たす

・頭がぼんやりして集中できず、会話や読書、簡単な計算もできない

・横になっていても疲労感が消えず、睡眠をとっても回復しない

・予定があっても、当日になると動けず、キャンセルを繰り返してしまう

 こうした状態が数ヶ月、数年と続けば、仕事や学校に通い続けることはもちろん、家事や身の回りのことさえ満足にできなくなります。
 それでも、検査で異常が出にくいため、「怠けている」、「やる気がない」と誤解され、自分自身も「もっと頑張らなければ」と焦ってしまう方が多いのです。

 障害年金の審査では、病名ではなく「その症状によってどの程度、日常生活や労働に支障が出ているか」が重視されます。慢性疲労症候群の申請では、この「動けない、回復しない苦しさ」を、具体的な生活の場面に落とし込んで伝えることが鍵になります。

なぜ慢性疲労症候群の障害年金申請は難しいのか

 障害年金の審査は、原則として書類のみで行われます。あなたの状態は、「診断書」や「病歴・就労状況等申立書」に書かれた情報だけで判断されます。

 ところが、慢性疲労症候群には次のような申請上の困難があります。

・血液検査や画像検査では異常が出にくく、客観的な数値で示すことが難しい

・医師によって病名や理解度にばらつきがあり、「うつ病」など別の診断名がつくこともある

・「疲労」という言葉では、深刻さや重症度が伝わりにくい

・良い日と悪い日の波があり、状態をどう表現すればよいか分からない

 その結果、本来は障害年金の対象となり得る重症の状態であっても、「書類からは日常生活の困難さが読み取れない」と判断され、不支給になってしまうケースもあります。
 一度不支給になると、「やはり自分の病気は認められないんだ」と絶望し、再申請をあきらめてしまう方も少なくありません。

障害年金を扱う特定社会保険労務士として

 障害年金を扱う特定社会保険労務士として、慢性疲労症候群の方の申請代行を行っています。単なる書類作成の代行ではなく、次のようなサポートを行います。

・発症のきっかけ、これまでの症状の推移、受診歴、仕事や生活の変化を時間をかけて聞き取る

・「どんなときに症状が悪化するか」、「どの程度動けないか」を一緒に具体的な言葉にしていく

・慢性疲労症候群に理解のある医師への受診をサポートし、診断書の記載ポイントを整理する

・病歴・就労状況等申立書を、「労作後の消耗」、「日常生活の制限」が明確に伝わるように作り込む

・体調に配慮し、オンライン面談や短時間での複数回対応など、無理のない方法で進める

 慢性疲労症候群は、「申請手続きをすること自体」が大きな負担になる病気です。
 だからこそ、専門家が間に入り、あなたの負担を最小限にしながら、「制度に伝わる形」に整理していくことが不可欠だと考えています。

「動けない」「信じてもらえない」あなたこそ、相談してください

 慢性疲労症候群の方は、これまで何度も「気のせい」、「怠けている」と言われ続け、自分の症状を正当に訴えることに臆病になっている場合が多いです。
 「障害年金なんて、自分には無理だろう」、「まだ少しは動けるから、申請してはいけないのでは」と、ご自身を追い込んでしまう方も少なくありません。

 しかし、障害年金は「甘え」でも「特別な人だけの制度」でもありません。
 これまできちんと年金保険料を納めてきた方が、病気によって生活や労働が大きく制限されたときに、安心して暮らすための基盤として利用する社会の仕組みです。

・自分の症状で障害年金の対象になるのか知りたい

・体調が悪く、申請手続きを進める自信がない

・医師に症状を理解してもらえず、診断書が心配

・以前、申請したが不支給になり、諦めかけている

 こうした段階でのご相談も歓迎しています。あなたのペースに合わせて、焦らず、ていねいに進めていきます。

 慢性疲労症候群という病気と向き合いながら、経済面の不安を少しでも軽くし、「動けない日々」の中でも少しでも安心して過ごせる環境を整えること。それが障害年金の役割です。
 障害年金を扱う特定社会保険労務士として、あなたが一人で抱えてきた「誰にも分かってもらえない苦しさ」に寄り添いながら、申請の準備から提出、その後のフォローまでしっかりとサポートします。
 まずは、お話を伺うところから始めます。体調の良いタイミングで、気軽にご相談ください。

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