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潰瘍性大腸炎でも障害年金を受け取れる可能性があります―申請で失敗しないために知っておくべきこと
「難病だから障害年金はもらえないだろう」と、最初から諦めていませんか?
潰瘍性大腸炎は国の指定難病です。毎日の血便・激しい腹痛・頻繁なトイレの往復・・・。見た目ではわかりにくいこの病気が、実は日常生活や仕事にどれほど深刻な影響を与えているか、苦しんでいるご本人にしかわからない部分があります。
しかし、障害年金の受給は「難病かどうか」ではなく、「生活や労働への影響度」で判断されます。 つまり、潰瘍性大腸炎であっても、条件を満たせば障害年金を受け取ることができます。
潰瘍性大腸炎と障害年金の関係
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が起き、血便・下痢・腹痛・体重減少・貧血などを繰り返す疾患です。症状が重くなると、外出もままならず、仕事の継続が困難になるケースも少なくありません。
障害年金の審査では、この病気は「その他の疾患による障害」の認定基準が適用されます。ポイントは、日常生活や就労にどれだけの制限があるかです。以下のような状態が続いている方は、受給の可能性があります。
・頻繁な血便・下痢・腹痛により、外出や通勤が著しく困難
・入退院を繰り返し、フルタイム勤務ができない
・人工肛門(ストーマ)を造設している
・ステロイドや免疫抑制剤など強い薬が必要な重症・難治性の状態
・体力の著しい低下により、家事や身の回りのことも一人ではできない
受給できる等級と金額の目安
障害年金には1級・2級・3級があり、症状の重さによって等級が決まります。
なお、会社員や公務員として厚生年金に加入していた方は3級から対象となるため、自営業・フリーランスの方(国民年金のみ)と比べて受給のハードルが低くなります。また、過去の症状が認定基準を満たしていた場合、遡及請求によって最大5年分をさかのぼって受け取れる可能性もあります。
なぜ潰瘍性大腸炎の申請は難しいのか
潰瘍性大腸炎による障害年金の申請は、一見シンプルに見えて、実は非常に落とし穴が多い手続きです。申請書類を揃えて提出しても、不支給や想定より低い等級になってしまうケースは珍しくありません。
つまずきやすいポイントは、主に以下の3点です。
① 初診日の特定が複雑になりやすい
症状が現れてから確定診断まで、複数の医療機関を受診するケースが多い疾患です。「最初に腹痛で受診したクリニック」と「潰瘍性大腸炎と診断された病院」が異なる場合、どちらが初診日になるかで、受け取れる年金の種類(国民年金か厚生年金か)や金額が大きく変わります。
② 診断書の内容が実態を反映しにくい
主治医は医療の専門家ですが、障害年金の審査基準に沿った診断書の書き方に慣れているとは限りません。潰瘍性大腸炎は「寛解期」と「再燃期」を繰り返す疾患であるため、受診日がたまたま比較的安定している時期と重なると、実際の生活障害より軽く記載されてしまうことがあります。
③ 病歴・就労状況等申立書の作成が審査の鍵を握る
この書類は申請者本人が作成するもので、発症から現在までの経緯・日常生活への影響・就労状況を具体的に記述します。「何をどう書くか」によって審査結果が大きく左右される、申請書類の中で最も重要な書類のひとつです。自己判断で作成した場合、症状の深刻さが審査官に十分に伝わらないことがよくあります。
特定社労士に依頼するメリット
障害年金の申請は、書類さえ揃えれば自分でも手続きができます。しかし「自分で申請したが不支給だった」、「等級が実態と合っていない気がする」というご相談は、後を絶ちません。
書類を「ただ揃える」のではなく、審査を通過するための戦略的なサポートを提供します。
具体的には、以下のような対応をいたします。
・初診日の特定と証明方法の検討・サポート
・主治医へ診断書作成を依頼する際のポイントのお伝え
・症状の波(寛解・再燃)を正確に伝える申立書の作成
・遡及請求の可否と戦略的な申請時期の検討
よくあるご質問
Q. 働いていても申請できますか?
はい、できます。障害年金は「働けない人だけ」のものではありません。勤務時間を大幅に短縮している、頻繁に欠勤している、トイレに近い席でなければ働けないなど、就労に著しい制限がある状態であれば、受給できる可能性があります。
Q. 一度不支給になりましたが、再申請できますか?
はい、可能です。不支給になった理由を分析し、診断書の内容や申立書の記載を見直すことで、再申請や審査請求によって受給につながるケースがあります。一度の不支給で諦める必要はありません。
Q. 申請にはどれくらいの期間がかかりますか?
書類が揃ってから審査結果が出るまで、通常3ヶ月程度かかります。早めにご相談いただくことをお勧めします。
まずは無料相談から
「自分は受給できるのだろうか?」、「以前に申請して不支給だったが、もう一度チャレンジできるか?」
そのような疑問・不安を抱えたまま、一人で悩まないでください。潰瘍性大腸炎は、適切な準備と専門家のサポートがあれば、障害年金につながる可能性がある疾患です。
当事務所では、潰瘍性大腸炎をはじめとする難病・消化器疾患の障害年金申請に対応しております。初回のご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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